春は主に樹木の花粉が飛散します。スギ花粉が猛威をふるうほか、ヒノキ、ハンノキ、シラカバが主な原因となります。
スギ建材として使われ、最も植林面積が広い。花粉症や気管支喘息の原因となる頻度が極めて高い 【開花】 (早)春 【分布】 本州、四国、九州 |
コナラクヌギと並ぶ代表的な雑木で、平地林を形成する。昔はまきや炭に利用された。 【開花】 春 【分布】 日本全土 |
ヒノキスギに次いで植林面積が広い。スギ花粉の飛散時期が終了しても症状が継続する場合に原因として疑われる。 【開花】 春 【分布】 本州(東北以南)、四国、九州 |
マツアカマツ、クロマツなど多くの種類がある。材木として植林されるほか庭木としても使われる。 【開花】 春 【分布】 日本全土 |
ハンノキ森の湖のほとりなどの湿地に生息する。果実は茶色の染料に用いられる。 【開花】 早春 【分布】 日本全土 |
ケヤキ公園中や街路樹として植えられている。関東地方に特に多い。 【開花】 春 【分布】 本州、四国、九州 |
シラカンバ樹皮は白色をしており、和名は白樺。森や高原などに生息するほか庭木としても使われる。 【開花】 春 【分布】 本州(中部以北)、北海道 |
ネコヤナギ高さ1~3mの夏緑低木。川岸に植えられるほか庭木としても使われる。 【開花】 早春 【分布】 日本全土 |
イチョウ公園樹や街路樹として植えられている。種子(銀杏)は食用にされる。 【開花】 春 【分布】 日本全土 |
夏は主にイネ科の植物の花粉が飛散します。カモガヤ、ハルガヤ、などが主な原因となります。
カモガヤまぐさ(家畜の飼料)として使われる。草地、道ばたでみられる。 イネ科の植物の中で、花粉症や気管支喘息の原因となる頻度が最も高い。 【開花】 春~夏 【分布】 日本全土 |
ホソムギまぐさとして使われる。草地、道ばたでみられる。 【開花】 春~夏 【分布】 日本全土 |
スズメノカタビラ道ばた、畑、庭で見られるでみられる。【開花】 春~秋 【分布】 日本全土 |
ハルガヤまぐさとして使われる。草地、道ばたでみられる。 【開花】 春 【分布】 日本全土 |
オオアワガエリまぐさとして使われる。草地、道ばたでみられる。 【開花】 春~夏 【分布】 日本全土 |
スズメノテッポウ畑、水田、庭でみられる。【開花】 春~初夏 【分布】 日本全土 |
ギョウギシバ海岸、道ばた、乾いた空き地で見られる。【開花】 春~夏 【分布】 日本全土 |
ナガハグサまぐさとして使われる。草地、道ばたでみられる。 【開花】 春~初夏 【分布】 日本全土 |
セイヨウタンポポ草地、道ばたでみられる。【開花】 春~初夏 【分布】 日本全土 |
ヘラオオコバ草地、河原でみられる。【開花】 初夏 【分布】 本州、四国、九州 |
秋は雑草(主にキク科植物)の花粉が飛散します。ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが主な原因となります。
ブタクサ道ばた、畑、空き地でみられる。キク科の植物の中で、花粉症や気管支喘息症状の原因となる頻度が最も高い。 【開花】 晩夏~秋 【分布】 日本全土 |
ヨモギ草地、林のへり、河原で見られる。【開花】 晩夏~秋 【分布】 本州、四国、九州 |
カナムグラ道ばた、林のへり、垣根でみられる。【開花】 秋 【分布】 日本全土 |
アキノキリンソウ草地、乾いた林、河原で見られる。【開花】 秋 【分布】 本州、四国、九州 |
シロザ畑、道ばたみられる。【開花】 秋 【分布】 日本全土 |
オオブタクサ川岸、道ばたでみられる。【開花】 晩夏~秋 【分布】 日本全土 |
ススキ高さ1~2mの大型の多年草。カヤともよばれ、また秋の七草の一つとして尾花ともよばれる。【開花】 秋 【分布】 日本全土 |